オペラ歌手にとってのユニフォーム
どんな仕事でも仕事をするときに着る決まった物がありますよね。
ユニフォームを着ることで、お客様と丁寧に接するための心の準備が出来たりしますよね。私服でOKなお仕事もあるかもしれませんが、人前に出て仕事をするのにヨレヨレのシャツはなかなか着て行かないと思うんです。
我々オペラ歌手にとっての仕事着。オペラ公演の時は衣装。コンサートの時は女性はドレス。男性はタキシード、燕尾服。でしょうか。
コンサートの場所や、曲目などで何を着るかを考えます。この作業もモチベーションを上げる1つの方法だったりもします。
ドレスを着てアクセサリーを着け、化粧をバッチリすることで人の前に出て歌うんだ!と、やる気スイッチを押してくれるのです。
大きな商談の前に靴を磨いたり、ネクタイを絞めなおしたり…。それに似ています。
でも困ったことに、衣装やドレスは本番でしか着ないんです。
それでも我々歌手は常に人に見られる仕事をしていることを意識して、はじめてお会いした方に「オペラ歌手」です。と胸を張って言えるように、常にきちんとした格好をしておきたいと思っています。
流行り物の洋服より、オーソドックスな物が好きな私。
最近のクローゼットの中は、もう何年も着た洋服やスーツだらけ…。
だいぶ理想とは違うな…。
街に買い物に出ても、流行りが物があふれていて理想の物をなかなか見つけられないのです。困りました…。
でも、一新してきちんとした人になるぞ!!と心に誓い、今日は昨晩思い立って美容院に。
新学期も始まるし、4/20のコンサートもあるし、少し生まれ変われて良かった!
心新たにまた頑張ります!