いよいよマエストロ到着
17日から立ち稽古に突入した「眠れる美女」
東京文化会館開館55周年・日本ベルギー友好150周年記念オペラ「眠れる美女~House of the Sleeping Beauties~」[日本初演]
眠れる美女は薬で眠らされているので、もちろん声を出すことも話をすることもありません。
老人江口も宿屋の女将とは実際に話をしますが、部屋に入れば話しかける事はあっても、眠れる美女と会話はしません。
老人江口の頭の中で繰り広げられる過去に出会った女性との対話。
我々は眠れる美女4人は、老人江口が眠らされた美女を見たり感じたりしている事を代弁するような感じですかね。
役にキャラクターらしい物は無く、4人で1つ。でも4人がまとまったところで老人とも繋がっているし、老人江口も俳優とバリトンとで演じられる。
複雑に絡み合ったうねりみたいなものが老人の夢に繋がるのかな…。
分からないことがまだまだ沢山。
暗譜に必死すぎて、まだまだ余裕もない。
でも、ソリストと長塚さんのシーンを前からしっかり見ていたらその世界が私にズーンと入って来て、のめり込んで見ていました。
なかなか自分がやりたい事と今日見たあの世界観と、頭の回転が一致しませんが…自分のあの世界の中での役割を早く見つけたいな。
明日は指揮者がやって来て、初めてのマエストロ稽古。
とりあえずブツブツ暗譜と、音楽を身体に入れるべく楽譜とにらめっこ。。