吉村恵 mezzosoprano’s diary

オペラ歌手 吉村恵のオフィシャルブログ

信頼を失っている…だからどうするの?

今日はたまたまつけていたテレビから舛添さんの記者会見が流れていました。

なかなかそんな時間にテレビを見れることが無いのですが、明日から旦那さんが地方に仕事に行くので、実家にお世話になるために掃除したり片付けたりしながら、今日は何となく見てしまいました。

会見が始まって12分程で、
「この会見はもう終わっても良いなぁ」
と思いました。

誰に何を聞かれても
「第三者の公正な目で見ていただく」
としか言わない……。

何だろこれ…。
なんか気持ち悪い。
舛添さんが、他の人の非を責める時はもっと勢いがあるのになぁ…何て思いながら見ていました。

いつまでたっても
「第三者の公正な目で見ていただく」
しか言わないので、片付けや出かける準備を開始。

気がつけば1時間以上経ってるのに、同じ事しか言ってない……。根性あるなぁ…。

それしか言わないで済んでしまうような質問しかできないマスコミもどうかと思いますけどね。

でも、信頼を失っている事は認めてるんですよね。せっかく会見開いて人の前に顔だして自分の意見を言えるチャンスなのに、何で信頼を取り戻せるようにこうします!って新しい発信ができないんでしょうね。。

改善の意思があるか無いかだけでも都民に伝えれば、ある程度非難は和らぐと思いますけどね。

政治資金だと認識して使ってたけど、世間との感覚のズレがあったのでしょう。どこがどうズレてるかを第三者に見ていただいて、世の中からグレーと思われるような支出は今後は無くしていこうと…位の事、政治家って言っちゃいけないんですかね。(マスコミが上げ足を取って追い込むから言わないのかもしれませんけど。)

だいたい、法律に詳しい弁護士に…と言ってましたが、弁護士の立場で法に照らし合わせたら、グレーではあっても黒では無いんですよね。法では白か黒かのどちらか。でも、グレーなんですよ、この問題は。

政治家の倫理感が世間と一致していれば叩かれないんですよね。
一致してないから問題になるんですよ。たぶん。

でもこの政治資金の制度がそもそも世間からしたらおかしいでしょ。
でも、政治家にとってこんなに美味しい制度を本気で何とかしようと思う政治家なんて絶対いないでしょうね。

残念です。